「此れぞ!三池崇史!??」IZO 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
此れぞ!三池崇史!??
鈴木清順を思わせるパラレルワールド!?美的センスの無さや特殊効果のジョボさは置いといて。
出てくる役者陣に驚くばかり、リアルタイムで中山一也の奇行を見てきたであろう大御所たちに挟まれての龍平に、誰よりも異端な友川カズキ。
時空を彷徨い、時代背景はゴチャゴチャに変幻自在な演出描写、とにかく斬りマクるイゾーの雄叫びが気持ち悪い、中山一也の存在自体がオドロオドロしく変態的。
個人的には石橋蓮司、内田裕也、原田芳雄、緒形拳、安岡力也、ジョー山中、松方弘樹、桃井かおり、樹木希林、ビートたけし、松田龍平、、、、友川カズキ!!
他、豪華出演陣に脱帽してしまう。
これだけの役者を拝した映画は金輪際、作られることはないだろう、今現在でも名優や人気俳優は健在だが異端な存在を醸し出す役者は数少ない。
良い意味でB級な雰囲気を持ったA級な役者陣とB級以下な主演俳優、B級からの本領発揮な今や超A級監督が凄まじいB級映画を、アンダーグラウンドな友川カズキを交わらすカルトにはなれない?カルトな作品。
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