「これは西部劇です 荒野の7人の内3人が出てきた」映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズ ♪エルトン シンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 これは西部劇です 荒野の7人の内3人が出てきた

2025年11月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

斬新

カスカベ座、いかにも怪しい古びれた映画館。防衛隊のみんなで探検しに行く。誰もいないのに映写機が回ってる。(とてもリアルに描かれていた。)
見ている内にまるでタイムスリップしたかのように別世界へ。
西部劇の舞台でまさにモニュメントバレーを思い起こさせられる景色だ。
鬼ごっこから始まったつかみは抜群。
やがて野原家を巻込んで物語は展開していく。
バーでの場面や馬に引きずられる男のシーン、知事と保安官の関係、どれも西部劇そのものである。
春日に帰るべくカスガべ防衛隊が一段となって活躍するまで苦難の道であったけれど最終的にみんな帰ってこれた。
一人を除いて・・・
ジャスティスシティに住んでいる少女、つばきだ。
登場したときはまるで別の漫画から抜け出てきたようなかわいらしさ。他の登場人物と明らかに違い違和感があったもののかわいさにいやされた。
いつもなら一目惚れするしんちゃんの反応が薄かったのに物語が進むにつれて好きになっていく。
この辺の進め方がとてもうまくしんちゃんの淡い恋心が伝わってきた。
カスガベ座にみんなが戻ってきたときにつばきが帰ってきてないことに気づいたしんちゃんが必死につばきを探すシーンはうるっときた。
色んな世界で暴れ回るしんちゃんの映画だが今回の設定は素晴らしかった。
まさおとネネが結婚しててその夫婦関係もあるあるだったし風間君も性格的に保安官ぴったしでした。
ユル・ブリンナーは一目でわかったなあ。
お・わ・り

♪エルトン シン
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