「隠れた名作 クレしん映画で唯一無二の"せつなさ"」映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズ アホウドリさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 隠れた名作 クレしん映画で唯一無二の"せつなさ"

2025年7月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

泣ける

楽しい

カワイイ

★おもしろいポイント
・ラストに疾走感・爽快感がある
・一途に恋するしんちゃんがときに健気でときにカッコイイ
・アクションシーンが凝っていておもしろい
・エンディング時の胸がキュッとする"せつなさ"

公開から20年以上経った今なお、異色な作品。
しんちゃんたちが寂れた無人の映画館で動き続ける映写機を見つけるという少しホラー感のある始まりから、映画の中の世界に入り込んでしまうという設定が他のクレしん映画にはないめずらしいものでした。

今回は下ネタ的なお笑い要素は少なく、物語として魅せる作品という印象。
とはいえ、しっかり合間にギャグを挟んでくれるのでしっかり笑えます。
ヒロインのつばきちゃんが井戸に向けて投げたバケツが、その中に隠れていたひろしの股間にダイレクトで「コチーン!」とぶつかるシーンなどは、劇場で声出して笑った覚えがあります笑

また、本作でしんちゃんが恋するヒロインが大人のお姉さんではない、という点も貴重。
しかもこのヒロインの"つばきちゃん"が本当に可愛い。
2025年現在、クレしんのグッズ売り場で未だにその顔を見るほどの人気っぷり。
私も、小学生の頃に映画館で彼女を観て好きになり、そして好きになってしまったからこそ、エンドロール中にホロリと涙を流しました・・・。

子どもの私に"せつなさ"という感情を初めて教えてくれたのはこの物語かもしれません。
そういった思い出補正込みにはなりますが、素晴らしい作品です。

アホウドリ
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