「伊藤歩」ふくろう kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
伊藤歩
ダム工事人、電気屋、水道屋と次々とやってくる男たち、みんな金を払ってユミエを買う。男って、こうもスケベなのか・・・女を買うことに躊躇しない。冥土の土産のつもりなのか、最後まで男の欲望を満たしてやってから毒入り焼酎を飲ませて殺してしまう。
同じことの繰り返しなのに、大竹しのぶと「客」との会話がすべて違う。世相を反映させたり、国、自治体による入植政策のお粗末さなど、色々なことを考えてしまう。特に、巡査や同級生がやってきたときには部落問題を想像させる内容だったし、脚本に上手く取り入れてあるなぁと感心してしまった。
最後の人間模様は本当に面白い。舞台劇向きなのかな~とも思ってしまいました。なんといっても、伊藤歩のヌードがよかった・・・それかよ。
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