魔界転生(2003)のレビュー・感想・評価
全6件を表示
怨念
前作の沢田研二版〜窪塚洋介版どちらも鑑賞したが、共通するのは涎の出る程の豪華キャストだという事。男なら誰もが胸熱な武芸者が勢揃いな上に、演技も実力派揃いでセリフのあるキャスト全員が素晴らしい。あの動き、あの目付き、あのセリフ。どれもが、現代のチャラい俳優笑には無い演技で只々溜め息が出る次第ですな。窪塚洋介ボロカスに言われているが、天草四郎の若さや美しさ、妖しさを表現出来る俳優は、当時としては適任だったと思うけどね。逆にあのキャストの中で良くやったわって感じ。
他の方も言っているが、ラストのシーンはやはり沢田研二版の方が好きかな。倒した後の怪しい音楽と柳生十兵衛の目線で、四郎が復活したんだなと思わせるあのラストは、鑑賞者にその後を想像させる事を委ねた素晴らしいシーンで、いつ観ても鳥肌立つけどな。時代劇特撮のお約束であるオッパイ丸出しシーン、丁度子供が後ろに居て気まずかった〜笑。だから自分の親も早く寝なさいとか言ってたんだな。大人になって初めて気付く親心〜
天草四郎がいつも眠そう・・・。
前作よりも撮影技術が進歩しているにも関わらず、逆にちゃちくてしゃーない。
そして佐藤浩市も頑張っていたけど、タランティーノやサミュエル・L・ジャクソンから崇拝されている千葉真一の偉大さが際立つ。殺陣や動きやセリフ回しなど存在感がじぇんじぇん違いますわ!
窪塚の天草四郎も残念過ぎですわ。妖しさが無さすぎ。引きこもりの病んだ若者的で魔性の者ではないですわ。
あと最後の終わり方もちゅーと半端。
過去の作品よりは原作に揃えた部分多し
宝蔵院胤舜の女好きなとこは再現出来てて、正に魔人。
佐藤浩市の十兵衛はそれなりに似合っている。
どうしてもサニー千葉と比べそうになるが千葉色の濃い十兵衛とは違う雰囲気で良かった。
天草四郎の窪塚洋介は箔が足りないと思ってしまった。妖気漂うと言う怪しさは出しきれて無かったと思う。
相変わらず魔人の数は原作より少ないが厳選されたと言うべきか?
オリジナル版と見比べて
まず違うところはオリジナル版は特撮技術(?)だったんですがリメイク版はCG技術でやったと思います。
あと、リメイク版と同じ何で女性の乳首はモザイクにしなかったのか、それが疑問に思いました。
全6件を表示