「考えてしまう」青の炎 YURIさんの映画レビュー(感想・評価)
考えてしまう
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とても「楽しい!」と言って見れる映画ではないと思います、内容は始終暗い暗いお話です。私は現在二宮くんのファンですが、ファンになる一つのきっかけであるとも言えます^^;
ファンになってしまうぐらい、やはり二宮くんの演技は素晴らしく、光るものがあると思います。硫黄島からの手紙を見てから二宮くんに興味を持ち、この映画を見たのですが大正解でした。
家族のために殺人計画を練り、犯し、そこからどんどん崩れていく主人公には目が離せませんでした。そして他のキャストも素晴らしい!妹役の鈴木さんも兄の犯罪に気づきつつある演技が切なくてハマり役でした。母役、曽根役、ひとりひとり演技が生々しくてリアルで、スッと映画を見ることができました^^曽根役の方が殺害されてしまうシーンは夢にも出てきそうな演技です。
最後に中村梅雀さん演じる刑事役も冴えてました!主人公を追い詰める彼の独特な演技は素晴らしいです。古畑任三郎を犯人目線で見ているような^^
しかし、一つだけ言うとするならば、松浦さんの演技が少し気になりました^ω^;(監督の指示であったかもしれませんが、)最後の涙のシーンなど。しかし演技以外では可愛いし、イメージに残りやすく素敵でした。
見て終わった後に「ただのアイドル映画だ」という方はあまりいないと思います。見て損はありません^^
私は絶対にこの主人公の立場にはなりたくないです^^;
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