「見城徹が企画したペラペラ映画」コンセント milouさんの映画レビュー(感想・評価)
見城徹が企画したペラペラ映画
まあどこもかしこもペラッペラの黒沢清風なんちゃってサイコスリラー。企画者の薄っぺらさをもののみごとに反映している。市川実和子は黙って立ってれば雰囲気あるんだけど、口を開いたらCSエロドラマに出てる三流女優みたいな下手さ。だけど市川以外の俳優も全員そうなので、彼女一人の責任じゃないですね。
ただ、VFXにちゃんと予算がついてないから狙いは全部空回りしてるけども、カメラは意外に印象に残るんですよね。これ丁寧にグレーディングしてれば、それ自体が作品の核になりえたかもしれない。実際にカメラマンはこのあと橋口亮輔の重要なパートナーになっている。
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