落下する夕方のレビュー・感想・評価

　奇妙な設定だけが勝負のストーリー。「セックスしよ」という原田知世も似合わないキャラだが、まさか最近の若い女性は皆こんな性格？普通は同居なんて出来ないだろうし、観ていて共感できる人はいるのだろうか疑問だ。男から見ても、こんな状態なら3Pを・・・などとスケベなことを想像してしまう。精神的にも苦痛だろうな。

原田知世がとてもうるわしい。もしかしてベストルッキングムービーかも。アラサーだけど綾波レイさえできたかも知れない。そこだけかな。映画の出来は別。
菅野美穂が死んで終わるけど最初から自覚的病気持ちという設定だったかどうか覚えてない。うまく演じたほうだと思うけど損な役。
筋も仕立ても腑に落ちないけどロケーションと浅野忠信には感心した。

なんだか全てが中途半端で‥ 落ちてしまった人と主人公の関係は？きっと何かあるのだろうが、それが描かれていないのがもやもや。別れるほどあの子を好きになった理由もきっかけもよく分からない。結局浅野忠信は何だったの？友情出演？

渡部篤郎は私生活もこんなことをしていたように週刊誌に書かれていたように思うのだか。 反面、菅野美穂も原田知世も身持ちが堅いので、この役は合わんな。 ミスキャスト

のほほんとしながら最後まで観てた。渡部篤郎ってあんな髪型やったんや。ストーリーに動きのある前半に比べ、後半はまったりのほほんと。ただ、原田知世だけを鑑賞してた。そんないつもより疲れてた日の夜に観た、1時間と46分である。

海や森と語り、ジプシーやボヘミアンを思わせると同時に・・ 礼節と寛容に溢れた、不思議ちゃんプリンセス？をも思わせる。 ↑〜独特の女性が、原作者江國さんの作品によく出て来ますが・・ 菅野美穂さんがその辺を上手く演じています(=´∀｀)人(´∀｀=) （＊ただ、見てて腹は立ちますよ！？） のんびりダラけた間延び作品？と取るか？ 深い味わい有る空気感の有る作品？と取るか？ 好き嫌い分かれる映画すね？？？

映画「落下する夕方」(合津直枝監督)から。
作家・江國香織さんの小説の映画化作品。
主演は、原田知世さん。
場面がうまく表現出来ないが、こんな台詞が出てくる。
「大人と子ども、どっちが楽しい？」
何気ない疑問だけれど、なぜか私のアンテナに引っかかった。
「大人はいいなぁ」と子どもは思い、
「子どもはいいなぁ」と大人が思う。
今の世の中、本当はどっちが楽しいのだろう？
自殺は年間３万人を越えると言うが、大人も子どもも
余裕のない生活を過ごしているような気がする。
仕事と生活、学校と生活のバランスがとれていれば、
実のところ、どちらでも楽しいのではないかと、私は思う。
辛いこともあるけれど、お金に余裕ができる分、
私は、大人の方が楽しいと思うのだが・・。