落陽(1992)のレビュー・感想・評価
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脱力大作
監督は原作者でもある伴野朗名義となっているが実際には名前貸しで、実際の監督は総監修・総合プロデュース・脚本の藤浦敦だったらしい。
劇場公開時に観た。満州を舞台とした国際派キャストのスケールの大きな史劇大作で面白そうだと思ったら、中国人役の日本人俳優が全員日本語でしゃべりだし、ダイアン・レインやユン・ピョウはどうするんだと思ったら、ユン・ピョウが出てくると全員中国語(広東語?)になり、ダイアン・レインが出てくると全員英語になるというハチャメチャな映画だった。これじゃいくら役者が全力で演技をしても学芸会のようにしか見えない。部分的には悪くないところもあるにはあったが、ダメなところがはるかにそれを上回る。あと水野晴郎の台詞棒読みには館内失笑だった。
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