甦れ!ウルトラマン

劇場公開日:1996年3月9日

解説

ゼットンとの戦いに敗れたウルトラマンのその後を、テレビ時代の映像を用いて描いた再編集版。声はほぼ当時のキャスト本人によるアフレコで収録された。演出は円谷昌弘と満田[禾斉]の共同。ウルトラマン生誕30周年を記念して製作された“ウルトラマン・ワンダフルワールド”の1本。

1996年製作/23分/日本
配給:松竹=ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
劇場公開日:1996年3月9日

あらすじ

宇宙恐竜ゼットンとの戦いに敗れたウルトラマンはスランプに陥っていた。ハヤタ隊員も怪獣総攻撃の予感に不安を隠せない。そんなある日、謎の円盤が飛来し、科特隊の面々はさっそく出動するが、それは立体映像による宇宙人の罠だったことが分かる。科特隊の留守に宇宙人は基地を襲った。急ぎ帰還した科特隊は宇宙人を倒すが、それを皮切りに怪獣総攻撃が開始される。日本全国で暴れる怪獣を退治するために、ハヤタはウルトラマンに変身して、分身の技を駆使しながら怪獣を倒していった。同じ頃、科特隊の基地はゼットンからの攻撃を受けていた。ウルトラマンは、宿敵ゼットンを倒すために基地へ向かうが、一度味わった敗北が脳裏に蘇って苦戦を強いられる。カラータイマーが点滅して、パワーも限界に達しようとしていたその時、イデ隊員が開発したウルトラマン用のスタミナ剤が、ウルトラマンに向けて放たれた。これによってパワーを回復したウルトラマンは見事ゼットンを倒し、スランプからも脱することができた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0 意外にちょっと面白かった再編集映画

2025年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

楽しい

斬新

1964年のテレビ『ウルトラマン』最終回である第39話「さらばウルトラマン」の後日談で、テレビ『ウルトラマン』の複数話の映像を再編集し、新録の台詞を被せて完全新規のオリジナルストーリーにしてしまった短編映画。僕はVHSで観たが、なぜかDVD化や配信はされていない。

台詞と編集を変えただけでこんなに話が変わるんだなぁとなかなか面白く観たんだが、やはりそれはあくまで本編あってのもの。これを観る前にテレビ本編の最終回は先に観ておくべきなんじゃないかと思う。といっても本作のほうがDVD化も配信もされてないんじゃ、こっちを観る方法がないか。

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バラージ

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