四つの終止符
劇場公開日:1990年7月7日
解説
無実の罪によって獄中で自殺したろう者の青年とその事件に携わる人々の姿を描く。西村京太郎原作の同名小説の映画化で、脚本・監督は劇団GMG主宰の大原秋年。撮影は森隆吉がそれぞれ担当。(16ミリ)
1990年製作/109分/日本
劇場公開日:1990年7月7日
ストーリー
耳の聞こえない晋一は町工場に勤め、母・辰子を養うという健気な青年だった。ある日、晋一は辰子に栄養剤を買って与えるが、その栄養剤の中にヒ素が混入されており、辰子は毒物死してしまう。薬を買い与えた事実、その上行方不明になってしまった晋一に容疑は集中する。無実でありながらも、ただその恐怖心で逃走してしまった晋一は、彼にやさしく振舞う幸子を訪ねた。幸子は晋一と共に逃走するが、結局、晋一は逮捕されてしまう。追いつめられた晋一はやり場のない孤独と悲しみの中、獄中で自殺してしまう。そして、幸子も又、晋一の後を追うのだった。晋一の祖父・進は孫の無実を晴らすべく、執念で真犯人を見つけ出すが、犯人の自首を見とどけると、己の原罪を問うべく、晋一に近づこうと、自ら無音の世界に入っていくのだった。
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スタッフ・キャスト
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