ヤマトタケルのレビュー・感想・評価
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何より阿部寛が脇役で出てた激レア映画です!
古代日本を舞台にヤマトノオロチを倒す青年を描いた作品で、当時のVFX・CGを駆使したと思いますが、所々微妙だと、感じた点もありました。
なんと言っても阿部寛が脇役そして悪役で出てたのがすげぇと感じました。後に主役級となるとは当時感じなかったと思いますが、ラストにオロチと闘うときに青年が巨大ロボ(?)に変身するのが衝撃を受けました。
そして主題歌がこれでデビューしたGLAYというのも意外でした!後に数々の名曲や記録を打ち立てるバンドに進化するのは当時思ってもなかったでしょう。
※この作品は微妙とも言える作品であるかと思いますがいつかリメイクするなら山崎貴監督でオリジナルを超えるヤマトタケルを作れると思います!
お粗末?!
1994年の日本にしては、特撮をかなり頑張ってるなぁという印象
特にヤマタノオロチの動き等は賞賛に値するのでは?
でも、そのシーンでヤマタノオロチと戦う神(?)は、実写版マグマ大使じゃん!(古っ)しかも太ってて動きづらそうだし勝てるの?という心配しか湧いてこない
特撮技術としてはヤマタノオロチの勝ち‼️
ところで戦う神様ってロボットだったの?
金属でできてたの?
ファンタジー作品だからOKってこと?
日本書紀にも、日本の神にもほとんど興味はないので詳しくは知らないけど、この映画がそれらを元にして作られているとしたら、なんとチープでお粗末な神話なのだろう
ギリシャ神話の神にも欲望にまみれた神々が登場するから、似たようなもの?
というより大した違いはなさそうだ
何かの例え話だとしても、その何かが神話を読む人達にピンとこなければ例える意味さえもない
神秘的な意味不明の物でベールに包み、恐怖心から信仰心を煽ったの?
物の怪に変身し、目から光線を出し、伝説の刀で悪い奴等を殺したら正義?
へぇ~そうなんだぁ
全知全能の神なんていないってことなんだね
神話とは
①戦うことが大好きな神様達
②勝った神による作られたお伽噺
③神様の勢力争いの一部始終
なんだと分かる映画です
死んだはずのオトタチバナが何度も生き返るのは不思議で仕方ないし、どんどん現実味がなくなってくる
劇中では、天がヤマトタケルに囁いて
悪い神を勾玉に閉じ込めて空へ投げさせ
「戻ってくる時は良い神になってるかも」「神とはそういうもの」
いやはや、笑ってしまう
というよりもう笑うしかない
なんという陳腐な神の定義であり、神の正体
きっと歴史好き・神話好きには堪らない作品なのだろう
RPG要素濃い目の神話特撮活劇!
DVDで鑑賞。
ヤマトタケルとオトタチバナの壮絶な戦いが、日本神話にロールプレイングゲーム風の味つけをした世界観で描かれる。
アクションシーンは物足りないが、川北紘一特技監督によるダイナミックな特撮が堪能出来ただけで、充分満足出来た。
クライマックスのウツノイクサガミとヤマタノオロチとの大決戦は圧巻である。火薬量もハンパじゃなかった。
ヤマタノオロチの着ぐるみは超重量級で、首の動きは操演技術の最たるものである。東宝特撮史上最大級だろう。
ウツノイクサガミは騎士を彷彿とさせるデザインだが、日本の神話世界に見事マッチしている不思議さが良い。
阿部寛が出演していることに驚いた。今となってはありえないキャスティングだろう。若き日の貴重映像であった。
主題歌がGLAYと云うのも意外や意外だ。世界観に合っていない気がした。だがこのちぐはぐな感じ、嫌ではない。
総じて、どこかしら往年の角川映画臭のするトンデモ作品だが、カルト的な人気を獲得しそうな雰囲気もある。
[以降の鑑賞記録]
2025/06/01:DVD
※修正(2025/06/01)
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