「RPG要素濃い目の神話特撮活劇!」ヤマトタケル しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
RPG要素濃い目の神話特撮活劇!
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DVDで鑑賞。
ヤマトタケルとオトタチバナの壮絶な戦いが、日本神話にロールプレイングゲーム風の味つけをした世界観で描かれる。
アクションシーンは物足りないが、川北紘一特技監督によるダイナミックな特撮が堪能出来ただけで、充分満足出来た。
クライマックスのウツノイクサガミとヤマタノオロチとの大決戦は圧巻である。火薬量もハンパじゃなかった。
ヤマタノオロチの着ぐるみは超重量級で、首の動きは操演技術の最たるものである。東宝特撮史上最大級だろう。
ウツノイクサガミは騎士を彷彿とさせるデザインだが、日本の神話世界に見事マッチしている不思議さが良い。
阿部寛が出演していることに驚いた。今となってはありえないキャスティングだろう。若き日の貴重映像であった。
主題歌がGLAYと云うのも意外や意外だ。世界観に合っていない気がした。だがこのちぐはぐな感じ、嫌ではない。
総じて、どこかしら往年の角川映画臭のするトンデモ作品だが、カルト的な人気を獲得しそうな雰囲気もある。
[以降の鑑賞記録]
2025/06/01:DVD
※修正(2025/06/01)
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