野獣の青春のレビュー・感想・評価
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ジョーの"ラストマン・スタンディング"
ウォルター・ヒルは黒澤明の「用心棒」では無く鈴木清順の本作にオマージュを捧げたように思われる個人的な感想!?
突拍子もなく雑でメチャクチャな演出描写がありながら脚本がシッカリしているのか、物語の展開に凝った演出が伺える初期清順作品としては珍しい面白さ。
世渡り上手な宍戸錠の全く動じない態度に無理がありながら周りのギャングの為体、川地民生のサイコチックなキャラが活きてくる。
ラストの電話口で動機を語りながら終わる場面に、この時代の斬新さを感じる。
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椿の赤
3度ほど観ているが。見る度に良くなる。当時の東京の風景にハードボイルド的なロケーションを無理に構築するミスマッチ度が時間を重ねるほど新鮮に映る。ストーリーの迷宮にもがくような宍戸錠の捨て鉢な佇まい、虚無的表情が清順ワールドなのかも。キャストも捨て駒なしで魅了される。赤い椿が目にしみた。
珍しいハードボイルドの秀作
宍戸錠が活躍するカッコイイ映画でした。
ハードボイルドものはいいものがありそうで中々ないので貴重な映画だと思います。
内容はかなり不雑で前に何があったかとか、今、何しに来てるんだとか思い出しながら見てないとロスト・イン・ストーリーになりそうでした。
面白かったです。
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