「ジョーの"ラストマン・スタンディング"」野獣の青春 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ジョーの"ラストマン・スタンディング"
ウォルター・ヒルは黒澤明の「用心棒」では無く鈴木清順の本作にオマージュを捧げたように思われる個人的な感想!?
突拍子もなく雑でメチャクチャな演出描写がありながら脚本がシッカリしているのか、物語の展開に凝った演出が伺える初期清順作品としては珍しい面白さ。
世渡り上手な宍戸錠の全く動じない態度に無理がありながら周りのギャングの為体、川地民生のサイコチックなキャラが活きてくる。
ラストの電話口で動機を語りながら終わる場面に、この時代の斬新さを感じる。
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