劇場公開日 1982年4月17日

「甘酸っぱい青春のドタバタ。 でも、コメディにもなっていないかな。」胸さわぎの放課後 とみいじょんさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5 甘酸っぱい青春のドタバタ。 でも、コメディにもなっていないかな。

2025年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

単純

U-NEXTで再見。見放題で良かったというレベル。

漫画の映画化。女子高校生を主人公にしているが、男性誌に連載されていたこともあり、”エロ”目線の映像が多い。
 冒頭、いきなり通学路でリーマンたちも歩いている道路の真ん中での〇〇の女子トーク。昭和だなあ。今なら、映倫通るのか?なんて心配をしてしまう。主人公のかまととぶりを強調しているだけではなく、男目線の脚本?

ストーリーは、高校時代あるあるのエピソードもあり、王道的な危機も描かれ、今の風潮から言えば、その解決って…と突っ込みたくなるが、まあ、いいかと言うぐらいにゆるゆる。
 今の『なかよし』とかの方が、登場人物の悩みとかに深みがあるかな。
 親友との〇〇もあっさり解決。この頃の方が、”友達”に依存していなかったのかな?常につるんでいなくとも、自由に生きている友達もいるが、ちゃんとつながっている。
 高校生にとっては、人生かけるような悩み・葛藤となるようなエピソードが起承転結の”転”にあるのだが、そこは深めない。役者の演技力に合わせたのだろうなと思ってしまう。

主人公の舌っ足らずのしゃべり方が鼻につくが、ファンにはたまらないのだろう。
 その両親も、なんだそれ的なエピソードで、白けてしまう。小林さんはコメディ担当として、中原さんを使っているのに、こんな役?と思ってしまう。
 クレジットには、後々一世を風靡する若者(当時)の名も出てくるが、どこにいたの?と言う感じ。
 オーディションで選ばれたという坂上さんは、経歴を見れば、これから売り出す前提で作られた映画?と思ってしまう。
 ひかるさんは、すでにドラマに出ていて、アイドルとして売り出していたけれど、いまいちだった。
 脇役の方が、演技が上手かったりもするが、紀子役の美加理さんと主人公がぎゃあぎゃあ騒ぐのが、なんとも安易な演出。坂上さんの演技力に合わせたのかな?

竹の子族も出演しており、当時の風俗は懐かしい。
昭和を感じられる映画です。

とみいじょん
PR U-NEXTで本編を観る