「第一回ブルーリボン作品賞 昭和25年作品」また逢う日まで 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
第一回ブルーリボン作品賞 昭和25年作品
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久しぶりに観た
地元や近隣の市のTSUTAYAには置いていないのはとても残念だ
渋谷TSUTAYAならきっと置いているだろう
大東亜戦争東京空襲のなか地下鉄で2人の若い男女は出会う
会った瞬間から両思い
再び出会い愛を深める
変顔で戯けたり
プラトニックラブ
窓から間接キッス
直接キッス
当時はとても刺激的だっただろう
結局2人は戦争で引き裂かれ結ばれることはない
悲しいラブストーリー
三郎の兄二郎が荷崩れで下敷きになり死ぬことなるがなんか不自然だった
ヒロインが爆撃で死ぬことになるがこれも描写が不自然だ
昭和25年の作品とはいえそれがとても残念
三郎の心の声がやたら多い
この作品の特徴だ
古めかしい日本語が美しい
醜いネット用語に毎日晒されていると逆にこういう文章に対して気分が良くなる
主人公も最後に死ぬが戦地で死ぬ描写はなくああいう形で観てる側に知らせる表現はわりと好き
主人公三郎を演じた岡田英次がイケメンすぎる
杉村春子さんの若い頃はそれほど不細工ではなかった
当時はGHQの方針で時代劇を作ることできず現代劇しか作れなかったがそのなかで当時これほどのクオリティーの作品を制作したのは称賛したい
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