劇場公開日 1988年8月13日

「団塊と団塊ジュニアが…」ぼくらの七日間戦争 777さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0団塊と団塊ジュニアが…

2024年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

寝られる

原作者も監督も、全共闘の団塊世代… なぜ今(公開当時の1988年)の若者は
闘わなくなったのかと、団塊世代である親・教師達が敵となり、団塊ジュニアに
コテンパンに、やられる…
団塊世代がスクリーンの中で子供達に良い様にイジメられ、マゾみたいに
喜んでいる、情けない作品…
団塊ジュニアについても語らねばならない… 尾崎豊の歌を聞いて大人の
管理社会に立てつく「自由を!!」と、やたらに叫ぶ連中…
しかし、当時の団塊ジュニアに明確な大人に対しての要求や認めて欲しい
「何か」が、あったわけでは無い。
尾崎世代は現在50代であり、尾崎が歌詞で「酒浸りの中年達」と批判していたが
自分等が、その「酒浸りの中年達」の情けない大人になり下がる…
団塊と団塊ジュニア…どっちもどっちである。
捕捉だが、この映画の主人公は宮沢りえと勘違いしている人が多い様だが
主役は菊池健一郎。
映画製作中、当初の予定に無い宮沢りえの個性が発揮され、急遽シナリオを
変更し、後半は彼女が中心に物語が動く…
最後はネタバレになるので詳しくは書けないが、あれだけの騒動を起こした
少年少女達が、逮捕も拘束もされないっていうのは、リアリティーとして
おかしい…
ラストのTMネットワークの主題歌「SEVEN DAYS WAR」が神曲であり
世界の「TK」こと小室哲哉の力が発揮される。
こんなバカ映画に「TK」の曲なんて、正に猫に小判。
だから、続編の「2」では、違う歌手になったでしょ…

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