ヘルメス 愛は風の如く

劇場公開日:

解説

古代ギリシアの英雄ヘルメスが繰り広げた愛と冒険を描く長編アニメーション。監督は「Coo/遠い海から来たクー」の今沢哲男。“宗教法人・幸福の科学”総裁の大川隆法による原作をもとに、ヘルメス・シナリオプロジェクトが脚色した。

1997年製作/114分/日本
原題または英題:Hermes
配給:東映
劇場公開日:1997年4月12日

ストーリー

4300年前のギリシア、ミノス王が勢力を広げつつあった地中海諸国に住む人々は、救世主の出現を待ち望んでいた。そんな時、クレタ島シティアの王家に、将来、全ギリシアの王になると予言されたヘルメスが誕生する。それから26年後、文武ともに優れた青年に育ったヘルメスは、リンドスの城に幽閉されているディロス島の王女・アフロディーテ姫を救出し、妻として迎えた。シティアの王となった彼は、ある日、リュカルゴスの丘の上で天地創造の神・オフェアリスから重大な使命を受ける。それは、暴君ミノス王を智恵の力を使って倒すことであった。早速、アテナイのアイゲウス王の息子・テーセウスの協力を得て、クノッソス宮殿へ攻め入ったヘルメスは、ミノス軍を出し抜き、ミノス王を倒すことに成功する。クレタの王となり、エロスという子宝にも恵まれたヘルメスは、オフェアリスから授かったケリューケイオンの杖を使って地中海世界の発展につとめた。ある晩、オフェアリスの神殿で祈りを捧げるヘルメスに、妖精が霊界を行き来できる羽根のついたサンダルを授ける。妖精に導かれ霊界を旅したヘルメスは、地獄のミノス王が大暴れしていることを知った。だが、巨大化したミノス王にはケリューケイオンの杖も歯が立たない。その時、絶体絶命のヘルメスの前にオフェアリスが現れ、彼のアドヴァイスにより自分が彼の現世の姿であることを悟ったヘルメスは、自分の力を信じることでミノス王退治に成功した。彼は信仰の力がいかなる悪をも打ち負かす力になることを学び、地上世界へ戻っていく。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
ヘルメス・シナリオプロジェクト
原作
大川隆法
製作総指揮
大川隆法
プロデューサー
丸久生
製作プロデューサー
三本隆二
キャラクター・デザイン
柳田義明
船舶デザイン
松本淳
総作画監督
柳田義明
作画監督
児島昌弘
千種良雄
児山昌弘
撮影監督
玉川芳行
特殊アニメ撮影
松嵜泰三
撮影
ティ・ニシムラ
スタジオコスモス
スタジオサキト
珊瑚礁
スタジオ ズィーベン
美術監督
串田達也
美術設定
加藤浩
音楽
水澤有一
音楽プロデューサー
高桑忠男
町田尚己
主題歌
わたなべらん
大門一也
音響監督
本田保則
録音
井上秀司
音響効果
今野康之
スワラプロ
編集
瀬山武司
特殊効果
マリックス
デジタル製作スーパーバイザー
八巻磐
CGスーパーバイザー
八巻磐
CGディレクター
川添和人
CGIアートディレクター
川添和人
色彩設定
海鋒重信
色指定
海鋒重信
佐々木雅人
ナレーション
室園丈裕
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