「鵞鳥湖の夜で聞いた音楽。勿論、昔から知ってはいたが、映画は知らない。」ブンガワンソロ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
鵞鳥湖の夜で聞いた音楽。勿論、昔から知ってはいたが、映画は知らない。
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軍隊とはどこの国でも同じだろうが、集団行動で行動するものと思う。屈強な脱走兵3人にビンタをくらわす下士官の合理的な経緯が理解出来ない。そもそも、この下士官は何をしているのだろうか?
ホワイトホースの味をこの下士官は何故知っているのか?
侵略戦争を当時はしていた訳であるから、こんな休日見たいなすごし方など出来る訳無いし、煙草とか缶詰はどこから調達しているのだろうか?
敗戦間近、8月15日当日のインドネシアがどんな状況だったか調べていないが、脱走兵を探し回る余裕があったとは思えない。生き残った日本兵は例え上等兵と言えども、戦犯裁判があったはずた。『ビルマの竪琴』もそうであったが、こんな逸話が存在するわけがない。
1951年制作らしいが、戦後6年目の日本映画である。GHQに忖度した内容であるのは仕方ないが、全員日本人で富士の裾野辺りで、インドネシアのジャングル感を演出して、戦争の悲劇とかのたまわっていたのだと考えると、日本の巨匠監督の不幸に同情する。
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