「フランケンシュタインじゃない‼️」フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
フランケンシュタインじゃない‼️
ゴジラに続いてラドン、モスラ、キングギドラも銀幕デビューさせた東宝が、次に目をつけたのはフランケンシュタインだった‼️しかも巨大化する‼️そして怪獣と戦う‼️しかも本家のフランケンシュタインは、継ぎはぎされた体に脳を移植した再生人間だったのに、今作では一つの心臓から巨大に成長するクローン人間みたいに描かれており、正確に言えば全然フランケンシュタインの怪物ではない‼️なーんかキワモノ映画みたいに感じるけど、意外にそうでもない‼️この心臓を作ったのはナチスの科学者で、ナチスが崩壊する寸前に日本に持ち込まれ、原爆投下の混乱で所在不明となり、15年後に少年に成長した姿で発見、どんどん巨大化する‼️すなわち戦争の落とし子として描かれており、その点ではゴジラと一緒‼️そして本家と同じく「造られた異形の者は人間なのか?」というテーマがけっこう重くのしかかっていたりする‼️一方、純粋な怪獣映画としての楽しさもあって、バラゴンとの対決やラストの大ダコとの対決は見モノです‼️赤すぎる歯茎が怖いフランケンシュタインはトラウマ級の不気味さなんですが、東宝もかなり大真面目に作っていると思う正統派の怪獣映画で、私はかなり好きです‼️
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