「禁欲的なヤクザ像」冬の華 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
禁欲的なヤクザ像
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
高倉健のヤクザとチンピラヤクザの描き分けが極端だった。ヤクザを描く演出は時代の古さを感じてあまり好きにはなれなかった。昔からのヤクザ映画はもともとそれほど好きではないのだが、健さんのような寡黙でまっとうで禁欲的な男の哀愁は伝わってきて、その魅力で見れる作品だった。
でもこんなヤクザって本当にいるのかな。少なくとも私は会ったことがありません。ヤクザの理想像を追い求めて美化しているのかなという気がします。
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