必殺! 主水死すのレビュー・感想・評価
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さらば、ムコ殿!
劇場版第6弾にして主水シリーズ最終作。
仕事人全盛期の飾り職人の秀(三田村邦彦さん)、三味線屋の勇次(中条きよしさん)の再登場は嬉しい。
他、ゲストに東ちづるさん、津川雅彦さん、細川ふみえさん、野村祐人さん、宝田明さん、松居一代さん、そして前回に引き続き名取裕子さんなど。
物語は、将軍家定の落とし胤をめぐる陰謀から仕事人の絡みにより偶然に再会した主水と今は将軍家お庭番葛西衆の頭になっていた権の四郎(津川雅彦さん)とお夢(名取裕子さん)の過去の三角関係にによる愛憎劇。
そしてラスト、秀と勇次は主水の死のただの見届け人でしかないという哀愁と、エンディングテーマがマッチしている。
ただ、この映画は藤田まことさんの必殺卒業宣言により必殺シリーズ完結編として制作されたと記憶しているが…
その後、普通に必殺シリーズ復活するし、主水もちゃんと出てくるし…
どういうことーーー😅
必殺シリーズは『怨みを晴らす事』しかし、市場経済に成り立つ。ニヒルな話。
この映画は封切りで上野の上野セントラル(?)で見たと記憶する。
相関関係が理解出来ないと思った。また、本来の『恨み』と言ったテーマが薄れ、悪役の気味悪い死に方たけが気になった。
もともと、この必殺シリーズは『主水』は脇役のはすで『藤枝梅安』が主役と思っていたので『主水』が死んだ事にショックはなかった。しかし、その後もこのシリーズは続くが、僕にとってはこのシリーズはこの映画で終了した。
過去と対峙する主水…最期の必殺!
必殺シリーズ劇場版第6作。
Blu-rayで鑑賞。
テレビシリーズは再放送を観たことがあります。
将軍家定を巡って、大奥に渦巻く陰謀に巻き込まれた中村主水。そこには過去の因縁が深く関わっていて…と云う展開。
顔色の悪い御庭番の津川雅彦が暗躍する中、かつて三角関係だった女と偶然再会したことから事態は悲劇へと向かう…
ゴジラが死んだ翌年に中村主水が死んでいたとは…
前作同様スケール感に乏しいストーリーでしたが、主水が死ぬと云うのは重要なイベントだし、テレビスペシャルで充分な出来であっても、劇場版として相応しい題材だな、と…
だいたいタイトルに「死す」とあれば、結局死なないことが多いですが、きっちり死ぬのは珍しいなと思いました。
ですが東山紀之主演版にも中村主水は登場していたし、やっぱり死んでなかったってことなのかしら???
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