「タイトル負け」破線のマリス ヨギニのわたしさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトル負け
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波線とは画面に映像を映し出す走査線、マリスとは悪意とのことだそう。カッコイイタイトルだ。
映像を編集する側に悪意があろうとなかろうと、その映像によって登場者の運命が左右されることは必然。報道に携わる人間はそのことを肝に銘じて取材と裏取りを怠ってはならない。
報道の鉄則と思われるこの作業をベテラン編集の主人公が全く行わないことに疑問。何を過信しているのか、自分の主観で切り貼りした映像で、間違いに気づいても謝罪もせず、プライベートのフラストレーションも思い切り仕事に持ち込みながら狂気に猛進していく。
カッコイイタイトルの割に、主人公の行動は稚拙で、オチもミステリーというよりサイコホラーだった。
真犯人は誰だったのか?
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