劇場公開日 1978年12月2日

博多っ子純情のレビュー・感想・評価

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4.5みどころ

2024年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

単純

萌える

 光石研氏のデビュー作として、近年再評価されている。顔つきは初々しい。仲間や幼馴染みとの思春期真っ盛りの性への憧れや、正義感溢れる喧嘩っ早い活躍が描かれる。大人の顔触れや、博多の街並みが懐かしい。山笠の気運を描いているものでは、『めんたいぴりり』『中洲の子』に先駆けている。中学生の標準服は、まさに福岡市のものだ。気になったのは、福岡ボートのみえる岸壁で海に落ち、路面電車が走る橋の袂で濡れた服を乾かしているところが、少し距離があるのではないかというところ。

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てつ

3.570年代の博多がいきいき描かれている。

2020年5月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

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ピニョン

5.0誰もが通り過ぎた風景。

2014年11月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

1970年代後半・博多。
博多山笠からの導入部が、思春期男子の若さ・勢いと程よくリンクし、物語が疾走していく。

DTたちの行動に、時を越えて共鳴し、頷き、笑い、悶絶する。

そして、その時を選ばぬ普遍性と共に感じるのは、男が男でいられた、大人が大人でいられた、最終章を切り取った作品であるということだ。
決して昔の方が良かったとは思わないけれど、暴力というものが人間に不可分のものとして存在しているということ。
子供には立ち入らせないエリアが厳然としており、且つ、そのエリアに導く大人の、先輩の、役割があったということ。
死が今よりも身近にあったということ。

色々なものが潜行してしまっている現在において、もっとスポットが当たってもいい作品だと思いました。

個人的なことですが、この作品より少しのちの時代に、福岡で生活していたので、博多弁や決闘の描写は、懐かしかったです。
実際に決闘する時代でしたね。

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Nori