劇場公開日 1956年10月1日

「柳永二郎さんの演技がコミカルながら狂気を孕む」日本橋 ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5 柳永二郎さんの演技がコミカルながら狂気を孕む

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

芸者の淡島千景さんが主役、そのライバル的存在が山本富士子さん。山本さんはとっても色気があって素敵です。

淡島さんの妹分の若尾文子さんの出番は少なくて、魅力も生かされていない感じがしました。

淡島さんの客で北海道の網元を演じる柳永二郎さんの演技がコミカルながら狂気を孕んでいて良かった。

全編を通して淡島さんと山本さんの鞘当ては凄まじいのだけれど、お話し全体としては淡々としていて、あまり面白さを感じられませんでした。

ねこたま