劇場公開日 1979年3月10日

日蓮のレビュー・感想・評価

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2.0日蓮の生涯

2021年3月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 熱心な日蓮宗信者でもあり、大映社長時代に『日蓮と蒙古大襲来』を製作した永田雅一が再び松竹にて製作。  前作のカルトのような印象はなく、なんだか映画っぽく仕上がっている。まずは両親(田村高廣、岸田今日子)との間柄や、師匠である道善(大滝秀治)との間もしっかり描かれている。前作では四条金吾頼基(今作では伊吹吾郎)との関係がわからなかったが、ここでようやく理解できた。なんと刃を向け暗殺しようとしていたではないか・・・その後、信者となるが。  小松原法難という事件も盛り込まれていた。日蓮を憎む東条景信が彼を襲い、信者である工藤吉隆(江原真二郎が殺されてしまう。その妻・松坂慶子が色っぽい・・・  史実にも忠実になってきているのであろうか、その割には雨乞いにて大旱魃を救ったり、龍ノ口処刑場にて摩訶不思議な妖力を使ったりと、元寇以前にも奇蹟を起こす映像あり。そんなこんなで、蒙古来襲の映像がほとんどない。しかも文永の役では台風により蒙古軍が撤退とテロップに出ていた。そして、やたらと弾圧される信者たちの映像が中心だ。  前作がひどすぎたためか、こちらは映画として完成している。ただ、面白くないのだ・・・それにしても念仏信仰をかなり否定的に訴えているので、今の時代、信仰の自由に関して疑問さえ感じる。北条一族に対して地獄に落ちろとまで・・・

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kossy

2.5龍の口の法難あたりからいきなりファンタジー

2019年11月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

おそらく佐渡流罪の前後辺りから神格化されていてやや胡散臭さを感じる。無間地獄の念仏門徒の私からすれば、日蓮には首肯できない。

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さすまー