劇場公開日 1959年8月2日

「【小林旭さんの格好良さが際立つ作品。今作後に、スターダムを駆け上がったのも良く分かる。】」南国土佐を後にして NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【小林旭さんの格好良さが際立つ作品。今作後に、スターダムを駆け上がったのも良く分かる。】

2023年4月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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ー 大ヒットしたペギー葉山さん(ご本人も出演してます)の同名曲をモチーフに、前科者だった青年(小林旭)が、就職しようとするも前科者である事を告げられ、就職取り消しが続く中、更生しようと奮闘する。小林旭が、腕っ節の強いスゴ腕ギャンブラーの主人公をさっそうと演じている。ー

◆感想

・シンプルなストーリーだが面白い作品である。

・ジョージ(小林旭)がサイコロ博打で刑務所に入っている時に慰問に来たペギー葉山の”南国土佐を後にして”を聞いて、高知に戻り真っ当な人生を歩もうとするも、恋人ハルエ(浅丘ルリ子さん。当然、お若い。)の父親の借金100万円をかたにしたヤクザから因縁を付けられ、再び東京へ。

・真っ当な職に就こうとするも、色々な人から前科がある事をばらされ、職に就けないジョージ。そんな中、高知からハルエが逃げてきて・・。

<100万を稼ぐために一晩だけサイコロ博打に挑むジョージ。サイコロ捌きが格好良い。そして、100万をヤクザに叩きつけ、ハルエを開放し、彼女の所に行くのかと思いきや、一人警察に向かう姿。
 今作が切っ掛けで「渡り鳥」シリーズが製作されたそうである。納得である。>

NOBU