「カラフト犬てホンマに寒さに強いなと思わせてくれます」南極物語(1983) ♪エルトン シンさんの映画レビュー(感想・評価)
カラフト犬てホンマに寒さに強いなと思わせてくれます
南極に置き去りにされた犬が隊員と再会するまでどう過ごしたのか?
それが克明に撮られていてすごいとしか言い様がない。
そりで南極を駆け回るシーンは犬の虐待のようにしか見えなかった。まるで北海道の「ばんえい競馬」を思い出させる。
最後の再会シーンまでの道のりはとてつもなく長く日本に帰国してからの潮田や越智の葛藤も見応えがあった。
それだけにラストシーンの感動はやまない。
ドローンの無い時代にどうやって撮影したんやろというシーンが一杯
撮影期間と言い撮影場所や過酷な気象条件など監督・役者だけで無くスタッフ全員と犬たちの努力のたまものの作品と思う。
それでも日本アカデミー賞作品賞はノミネートのとどまった。
シャチが出てくるが和歌山県白浜町にあるテーマパーク、アドベンチャーワールドで飼育されていたシャチの「弁慶」らしい。
そういえばあのシーンもどうやって撮影したのか?
そんなシーンのオン・パレードの作品だ。
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