「モグラ叩き」翔んだカップル Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
モグラ叩き
ひょんなことから若い男女が同居するというパターンはこの時代よくあったように思う。内気な男子の空想か。今なら設定しづらいかもしれない。思春期男子の身体と頭のバランスが取れていない様を天パの鶴見辰吾が好演。思わずガラスを割るシーンがよく表現されていた。
相米慎二の監督デビュー作であり、上から立小便する姿を激写するなど、らしいカットは随所にあるが、どちらかというと青春コメディの枠におさめているように思う。薬師丸ひろ子のえへへと笑う姿に和み、時々放り込まれる真顔にドキッとさせられる。
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