てんやわんや次郎長道中
劇場公開日:1963年6月30日
解説
「手討」の八尋不二がオリジナル・シナリオを執筆、「悪名市場」の森一生が監督した時代喜劇。撮影はコンビの今井ひろし。出演は「手討」の市川雷蔵、「すてきな16才」の姿美千子など。
1963年製作/74分/日本
配給:大映
劇場公開日:1963年6月30日
ストーリー
近くに黄金が出るという噂でお祭り騒ぎの男金(おがね)の宿場で一番の顔役長兵衛の許へわらじを脱いだ若い旅鴉は、子分の岩吉から長兵衛が田舎娘を集めて第二の顔役美濃辰のあいまい屋へ売っていることを知った。一方代官芹沢九郎二郎は長兵衛らの三悪人と女目明しお安を集めて当時賞金付きの兇状旅に出ていた清水次郎長召捕の相談を開くが、やがて議題は金山買占めの共同謀議へ変っていった。そして狙われたのが木挽きの久助と孫娘おかよの住む山吹谷。三悪人が抜け駆けを狙ってテンヤワンヤのところへあらわれたのが若い旅鴉。騒ぎを見事治め、美濃辰へ売られようとする娘たちのため、心ばかりの別れの宴を張ってやった。そしてさらに、芹沢の人身御供にされようとした機会を狙って父を殺した芹沢に仇討ちしよとするおきんの危機も救ってやった。そんな時、八州役人篠塚が、男金の宿場に次郎長潜入の報を得てやって来た。まさに宿場はテンヤワンヤの大さわぎ。その祭の夜、若い旅鴉がおかよと共に宿場で群衆にまじって踊っているスキに、山吹谷では長兵衛ら三人の悪人が久助を殺し、土地売渡しの証文をデッチあげた。その証文をめぐって芹沢以下が分け前の相談をしているところにあらわれたのは“俺こそは清水の次郎長だ”と名乗る男。マンマと証文を手にひきあげようとした自称次郎長に“待った”をかけたのは若い旅鴉。実はこの旅鴉こそほんとうの次郎長だった。かくて悪人たちはほろび、久々に清水に向う次郎長の顔も日本晴れだった。
スタッフ・キャスト
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旅鴉市川雷蔵
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おきん坪内ミキ子
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おかよ姿美千子
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目明しお安藤原礼子
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お蝶ミヤコ蝶々
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みの吉茶川一郎
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浪人芦屋雁之助
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山伏芦屋小雁
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板前南都雄二
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坊主藤田まこと
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長五郎島田竜三
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代官芹沢九郎二郎名和宏
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お艶真城千都世
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美濃辰夢路いとし
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男金長兵衛喜味こいし
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坊主珍念白木みのる
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男金の子分岩吉平参平
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尾州屋大八天王寺虎之助
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ニセの大政西川ヒノデ
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番頭善兵衛柳谷寛
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おたね若杉曜子
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木挽き久助爺寺島雄作
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八州役人篠塚十左衛門伊達三郎
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大八の子分源助薮内武司
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お安の子分半太郎細谷新吾
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八州同心森下勇千石泰三
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大八の子分半助有村淳
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目明し多十芝田総二
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おまん滝のぼる
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お竹戸村昌子
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お松三藤愛子
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お梅谷口和子
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お新高森チズ子
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お鈴美吉かほる
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お浜山中登志子
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お仲金泥阿字子