鉄火若衆
劇場公開日:1962年9月30日
解説
「まぼろし天狗」の結束信二が脚本を執筆、「男度胸のあやめ笠」の佐々木康が監督した明朗時代劇。撮影はコンビの松井鴻。
1962年製作/89分/日本
配給:東映
劇場公開日:1962年9月30日
ストーリー
三年前、紫頭巾の出没によって御金蔵破りの責をとらされ切腹させられた勘定奉行豊中兵庫の遺児矢之助は、幕閣にとりいって暗躍する悪徳商人、それと結ぶ横暴な藤本にたてついていた。料理屋「川善」の看板娘お弘は、店を切り廻わすオキャンな娘だが、矢之助に思いを寄せていた。或る日、矢之助と旗本達が真正面からぶつかった。その時矢之助は、春夏秋兵衛という浪人者に救われた。小唄師匠おえんの処に居候している秋兵衛は、一風変った浪人者であるが、矢之助が豊中兵庫の一子と知って顔をくもらせた。こんな頃、紫頭巾が再び現われだした。三年前の紫事件から事態の悪化を恐れた大目付、枚方壱岐守は勘定奉行松原大学一党の悪業非道を老中に訴え出た。それを知った大学一党は、「川善」の一人娘お弘が、壱岐守の隠し子であることを知って、壱岐守の失脚を図った。だが、壱岐守は大江戸から悪を一掃するために、大目付役を棒にふってもと立ち上った。大学一党は邪魔者の矢之助をも倒すため、お弘を囮に呼び出しを矢之助にかけた。だが、そこに現われたのは、三人の紫頭巾--矢之助、秋兵衛、壱岐守だった。三人は力を合わせて、大学一党を次々と倒していった。大江戸の町に再び平穏が戻ったある日、秋兵衛、おえんの楽しそうな旅姿、侍への道を断った矢之助、お弘の花婿、花嫁姿。今はもう親子の名乗りをあきらめ幸せそうな二人をじっと見守る壱岐守の姿が見られた。
スタッフ・キャスト
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矢之助里見浩太朗
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枚方壱岐守高田浩吉
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おえん丘さとみ
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お弘太地喜和子
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新兵衛星十郎
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おせい清川虹子
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与太夫桂小金治
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豊川兵庫香川良介
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善兵衛有馬宏治
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お梅八汐路佳子
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松原大学山形勲
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弁天の源次国一太郎
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丸十屋弥五郎須賀不二男
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川西勘助和崎隆太郎
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八尾口平馬若井緑郎
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瀬田兼三郎野間勝良
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池上弥四郎神木真寿雄
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大槻市之進佐川秀雄
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弥兵衛吉田義夫
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辰次郎戸上城太郎
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ぴん六智村清
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助造相原昇三郎
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牛松川路充
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鮫吉兼田好三
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牧野備前守堀正夫
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土屋信濃守加賀邦男
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お光三原有美子
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お駒八坂京子
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作市矢奈木邦二郎
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おしの紫ひづる
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小僧大井田勝太
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市助五里兵太郎
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二之吉小山田良樹
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三次村田玉夫
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旗本A有川正治
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旗本B波多野浩
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旗本C小田真士
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見廻り役人A原京市
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見廻り役人B有馬竜司
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町人父能谷武
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町人娘笹みゆき
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松原大学用人藤川弘
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従者那須伸太朗
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町人A坂東京三郎
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町人B田中亮三
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町人C弥生弘子
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川善の女中森美千代
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春夏秋兵衛大友柳太朗