「柴田恭兵初主演映画」チ・ン・ピ・ラ(1984) HILOさんの映画レビュー(感想・評価)
柴田恭兵初主演映画
柴田恭兵は実は超遅咲き。初主演映画の時点で33歳。1986年OAの刑事ドラマ『あぶない刑事』の時点で35歳。なんやかんやで柴田恭兵の名前が世間に知れ渡りヒットメーカーの仲間入りを果たした頃には既に40歳のアラフォー。脇役の俳優さんとして目立ってはいたが柴田恭兵主演という看板を出すような売り方をするオファーはなかった(あぶない刑事が初めて)。
要はカッコよすぎて妬み嫉みで誰も使いたがらなかった。ガラスの仮面の北島マヤが「舞台あらし」として演劇界から干されたの似た感じと言えば分かりやすいかもしれない。令和の現代なら可能性を秘めた俳優さんとして売れたろうが昭和の演劇界は柴田恭兵を評価するには未熟過ぎた。
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