「イデオロギーは排除すべきだと思う。娯楽として、討ち入りや殺陣を見るべきじゃないかなぁ」忠臣蔵(1958) マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
イデオロギーは排除すべきだと思う。娯楽として、討ち入りや殺陣を見るべきじゃないかなぁ
長過ぎる。金かけすぎる。所詮、描くはアナクロでしかない。2時間位にして、みえを切って見せれば良いと思う。これでは『11大怪獣大行進』と同じだと思う。それでいて、みんな似たような顔をしている。勧善懲悪は良いが、配役からそれが分かってしまう。そして、悪役を描く時間が極端に少ない。序盤だけ毒々しく悪を描き、最後は、悪に何も語らさせずに、呆気なく屍にしてしまう。あまり、公平とは言えない。ましてや、史実ゆえ、偏見になると思う。1958年なら仕方ないが、現代に於いてこういった映画を見る場合、イデオロギーは排除すべきだと思う。娯楽として、討ち入りや殺陣を見るべきじゃないかなぁ。この映画はそこに金をかけていないと感じた。
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