劇場公開日 1988年8月6日

ダウンタウンヒーローズのレビュー・感想・評価

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3.0永遠のマドンナ

2025年8月7日
Androidアプリから投稿

薬師丸ひろ子と石田えり
監督はまったくタイプの違う2人の女の子に戸惑い、どっちがいいかな?と観客に投げかけてるかのよう
2人とも山田洋次好み風ではあるが、どちらも山田作品は今のところこれが最後
いっそどちらかが2役を演じたほうが面白かったと思うけど、薬師丸のちょっと足りない娼婦役はまだしも、石田の品行方正少女はちょっと想像出来ない
娼婦で処女
それが山田監督の求めるヒロインなら、薬師丸と石田は違ったのかも
聖性と魔性
その両方を併せ持つのが男にとって永遠のマドンナ
後藤久美子なら山田監督のミューズになれそうだったけど、男の理想像を押し付けられるのは嫌だったのかな

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こうた

5.0渥美清の魅力

2025年8月6日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

笑える

約30年ぶりに鑑賞。

旧制高校生の青年期ならではの苦悩、喜びは今でも十分に堪能できる。薬師丸ひろ子の初々しくも甘美な演技はさすがだと思うが、今作の影の主人公は渥美清であろう。

青年期と対比する円熟期ならではの渥美清だからできるユーモア、そして悩む必要がなければあっさりと捨てる覚悟。肩の力を抜くことで考え方も自由になるが、若者には我慢できないこともある。それを渥美清の放つオーラでバランスの取れた落ち着きのある作品に仕上がっている。

寅さん以外の山田洋次作の映画でも隠れた名作であると言える。

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よさくさん

3.5旧制高校なので20歳すぎもいるらしい

2025年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

 予備知識なく見たので老けた高校生ばかりだと感じてしまったのですが、昭和23年の旧制高等学校には20歳過ぎた生徒も珍しくないようです。このことは見る前に知っておかないと違和感を覚えるかもしれません。

 当時の貧乏かつ知的な学生の有様を知る良い映画ですが、タイトルから内容を想像しにくいのが難ですね。原作から一部を抽出して大きく脚色している一方でタイトルは原作のままなので齟齬が生じているようです。著者への敬意からタイトルを変える事は出来なかったと想像します。

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クネーゴ

3.0旧制高等学校

2021年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

昭和23年、坊っちゃんでおなじみの松山が舞台の青春映画。
前半は男に騙された娼婦(石田えり)を匿う寮生たち、後半は女子校のマドンナ(薬師丸ひろ子)との恋の駆け引きとなる。
旧制高等学校の熱さが伝わってくるが、ちょっと鬱陶しかった。

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いやよセブン

3.0昭和23~24年が舞台の映画だが、平凡過ぎて心が躍らない

2021年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1.全体として、1960~70年代に作られた青春映画とは随分違う
 ①明るさ、②楽しさ、③溌溂さ、④眩しさ、⑤情熱等、が感じられない
2.良かったのは、当時の社会情勢を少し判った事くらい
3.年齢が合わない=22~23歳の者に18歳の役はキツイ、 顔に違和感あり
 ①薬師丸ひろ子:1964.6.9生、23歳、 ②中村橋之助:1965.8.31生、22歳
4.主演:薬師丸ひろ子の演技がわざとらしくて、観てて辛い
5.同世代の石田えりと比べても一歩不足、 渥美清の自然さとは段違い
6.主演の演技が、もう少し上手だったら良かった

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KEO
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