劇場公開日 1966年12月10日

「【自然を司る大魔神、悪逆非道なる村人を酷使する飛騨守を刃で成敗。成敗シーンはスカッとします。”シン大魔神”を庵野監督、製作してくれないかなあ。ヒットすると思うんですけど、どうでしょう。】」大魔神逆襲 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【自然を司る大魔神、悪逆非道なる村人を酷使する飛騨守を刃で成敗。成敗シーンはスカッとします。”シン大魔神”を庵野監督、製作してくれないかなあ。ヒットすると思うんですけど、どうでしょう。】

2023年4月20日
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■荒川飛騨守の命令で地獄谷での武器作りに狩りだされた瓜生の村人たちは、隙あらば逃げだしたいところだが、祟りを恐れられている魔神の山を越えねばならず、しかも飛騨守の軍勢が警護を固めている。そんななか、4人の少年は村人を救出すべく魔神の山を越え地獄谷に向かう。

◆感想

・今から50年以上前とは思えない、美しい自然描写と特撮の組み合わせが巧い。

・今作では村人を救出すべく魔人の山を命懸けで超え、神に祈る子供達がメインである。
ー 雪の中で遭難しかけた子供達の願い。-

■面白くって、3作を一気に観てしまったシリーズである。
 ●大魔神あるある
  1.前半は埴輪みたいな穏やかな表情で、民が酷い目に会っていてもナカナカ出現しない。早く出て来てよ!、と思いながら見ているのだが、焦らし方が特撮映画あるあるである。
  2.女性の涙や、子供の祈りに弱い。で、よーやく大魔神になるのである。
    大人の民が酷い目に会っているのに・・。
  3.一番悪い奴を最後までドシンドシンと追いかけ、止めを刺す。
   - ナント、本作では腰の剣を抜いて、飛騨守の胸に突き立てるのである。
     大魔神は、悪者を刺すのがお好きなのである。
  4.そして、全てが終わると散って行くのである。

<大魔神3部作シリーズは1966年に作られているそうである。一年にナント三本!。コスパ良しである。
 ”シン大魔神”を庵野監督、製作してくれないかなあ・・。ヒットすると思うんですけど、どうでしょう。>

NOBU
マサシさんのコメント
2023年7月23日

マカロニウェスタンにも影響を受けていると思います。子供が見るから、残虐なシーンは控えていますが、精神的なハラハラドキドキ感と残虐性は大いにありますね。それに『神様は決して善ではないと言う非常さ』に私は惹かれました。ヒーロー一辺倒の庵野さんには難しい演出になるかもしれませんね。でも、シン大魔神見てみたいものですね。大友克洋さん辺りの方が良いかもと考えます。
貴殿のレビュー共感いたします。

マサシ
ぷにゃぷにゃさんのコメント
2023年4月20日

シン大魔神!
実現して欲しいです!

ぷにゃぷにゃ
everglazeさんのコメント
2023年4月20日

シン大魔神!良いですね!
観てみた〜い!

everglaze