「藤村志保!」大魔神怒る kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
藤村志保!
八雲の湖の中央にある神の島には武神像が祀られているのだが、結婚式を機に参ると、武神の顔が朱に染まる。何か良からぬことの前兆だ。その晩、千草城内に御子柴一族が襲撃をかける。当主の千草十郎(本郷)が不在だったため引き続き名越家城内に押し寄せるのだ。あくまでも平和的に解決しようとする名越。湖の神の怒りに触れるぞ!と警告したにもかかわらず、御子柴は言うことを聞かない。名越早百合(藤村)は行方知れずとなった十郎と殺された父を思い、武神像に祈りを捧げるが、武神像を破壊しようと御子柴がやって来る・・・
1作目の『大魔神』とは全く繋がりのないストーリーだが、戦国時代の争いの物語はとても丁寧に作られている。『十戒』のように湖が割れて大魔神が登場するシーンは印象深いが、それ前に藤村志保が磔にされる絵が何とも言えないくらいにいい!
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