「狂気…ってほどでもなかったかも」大菩薩峠(1966) iwamoogさんの映画レビュー(感想・評価)
狂気…ってほどでもなかったかも
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(2018/5 ラピュタ阿佐ヶ谷で2回目)
1回目をみたのは10年以上前で、記憶を掘り起こして最近感想を書いたのだが、ラピュタ阿佐ヶ谷でやるというのでそれで2回目をみた。
最初みたときと全然違うところが気になった…。岡本喜八は漫画的な人物造形を作るのが上手いのかなと思った。行商人のおっさんが魅力的だったり、爺さんを斬り殺される娘さんが可愛らしかったり。
主人公の敵役である、主人公が斬り殺した剣士の弟との対決を煽っておきながら、それを全く見せずに終わるのは、改めてみるとそりゃないよ!という気分に。
それでもキャラクターの魅力で最後まで飽きずにみれます。
↓1回目感想
まったく共感できない机竜之助を案内役に観客を狂気の領域に連れて行くライド映画。破綻しているように思えるところも含めて好き。
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