「今では撮ることができない映像に称して」台風クラブ maさんの映画レビュー(感想・評価)
今では撮ることができない映像に称して
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未成年の喫煙、下着姿(しかも脱ぐ)、性描写(暴行、同性愛、誘拐)、薬を想起させる乱痴気パーティ(使用してません)、先生とハングレの繋がり。
ま~凄い。てんこ盛り。私が大人になってこの映画に接して思ったことは、判断が幼い未成年が観るとかなり危険そうだし、演技させてるのもすごいや・・・。確かに映像も力があって面白いし、音楽と共に飽きさせる要素は皆無なんだけど、怖さが上回ってしまった。
ただ脳みそに叩きつけられる衝撃は上位。
どこまで本気で考えていたのかわからないけど、個として三上君の死は意味があったのだろうか。先生に直接意見を言う大町美智子(大西結花)ですら暴行を見なかったこと、なかったことにして流れていったように、同様になってしまうのではないだろうか。
しかも最後あの体勢が辛いのかプルプルしていたのが、滑稽さと生きてる”かも”要素(たぶん死んでる)になっていて、映画として味が出ている。
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