「ズンドコ節とはあまり関係ない内容」ズンドコズンドコ全員集合!! 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
ズンドコ節とはあまり関係ない内容
某動画サイトで無料鑑賞
ドリフ映画初観賞
70年公開作品
『刑事物語』の渡邊祐介監督
千葉の田舎の港町で漁師をやっている鼻つまみ者のチンピラ5人組
サメ(いかりや長介)をリーダーにシャケ(荒井注)にフグ(高木ブー)にタコ(仲本工事)にイワシ(加藤茶)
サメが嫌いなイワシはガールフレンドの鮎子(中尾ミエ)と一緒に女剣劇旅一座に弟子入りして逃げ出そうとするも失敗
東京で一旗上げようと上京するサメに付き合う羽目になるイワシ
港町に残った残り3人はサメからの景気の良い手紙を読み上京
しかし現実は厳しい貧乏生活
ひょんなことからバーのオーナー兼ヤクザの親分に出世したイワシ
しかしそれはもうすぐ出所するアニキに殺される代役としてスカウトされたのだった
子分(左とん平)はアニキの嫁に手を出してしまいのっぴきならない関係になってしまったのだ
一方ヤクザの借金に苦しむ女剣劇旅一座の座長を救うため5人は立ち上がる
冒頭いきなり5人の赤フン姿
なにわ男子ならヨダレダラダラだが当時のドリフターズにそんな需要があったのか
いかりや長介は若い頃の方が酷い顔
声も汚い
鬼熊役の宍戸錠の髪型が変
当時流行ったであろうシェーのイヤミに影響を受けたか
最後の方で食堂の久美ちゃんのフィアンセ役で登場する堺正章が若すぎて細くてしょぼい
当時はとてもじゃないけど売れるような風貌ではないが
カトちゃんの変顔が面白い
若い女性の変顔できますってやるのとは根本的に違うプロの顔芸である
変顔をする前提も大事で主にいかりやに酷い扱いを受けたときにやるリアクションだからなお面白い
8時だよ全員集合だってピンクパンサーの音楽の間にやったり長介が「五秒前5・4・3・2・1・デーン」とやるからバカウケするのだ