ミヨちゃんのためなら 全員集合!!のレビュー・感想・評価
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アッと驚く為五郎~~~
給料千円って酷すぎる。残ったヒデオ(加藤茶)が女房代わりで工場の仕事+雑用係を押しつけられる。工場から出る煙や臭いによって公害問題にもなっている日ノ出町で、その伊刈堂本舗排斥の跡地をどうするかで町民が盛り上がっていた。実はその土地の周りがこっそり町のボス熊寅(上田吉次郎)により買い占められいたという社会派要素もああった。
一方、一人残ったヒデオは偶然初恋のミヨちゃんそっくりの女性花山美代(倍賞美津子、二役)に出会い、恋に落ちる。女房に逃げられた伊刈も美代に惚れていたが、美代は兄のヒゲゴジラこと花山先生の将棋相手の警察署長の策略により、不動産屋の石田(左とん平)と見合いをさせられる。そして花山先生は仕組まれた暴力事件ネタでブタ箱行きに・・・
終盤の展開はよくあるパターンではあるが、無線機で録音という当時のハイテク技術(?)を使ったりする。倍賞美津子は女子大生役ながら色っぽすぎる反面、芸者の松岡キッコが似合わなすぎる。むしろ女子校の花山先生の可愛い教え子たちが初々しい。ちなみに仲本工事はロン毛!
前作と似たり寄ったりな大量生産品
総合40点 ( ストーリー:40点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
とりあえずNHKBSでやっていたこのドリフの連作ものを、この三カ月で三本観てみた。どれも似たり寄ったりであり、水戸黄門なんかの時代劇と同じくらいのマンネリだった。多分映画が大きな娯楽だったこの時代、同じような作品を安直に大量生産してとりあえず興行収入を簡単に稼ごうという作戦だったのかな。調べてみるとドリフの映画は21本あるらしいが、もう十分です。
当時23歳の女子大生役の倍賞美津子、服装や化粧もあるのかもしれないが、女子大生には見えなくてむしろ主婦に見えた。この人はもっと歳を重ねてからのほうが持ち味が出る。
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