「南国気分」青幻記 遠い日の母は美しく kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
南国気分
クリックして本文を読む
父親が死んで再婚した母は鹿児島へ嫁いだが、可愛がってくれた義祖父も死に、孤児同然の扱いを受けた稔。病気になった母は彼を連れて故郷の沖永良部島へ帰る。母は病気がうつるといけないと思い、稔とは距離を置く。
母親は島に戻って半年しか生きてなかったのだが、少年稔にはずっと母の声が聞こえていた。「一度でいいから稔さんを強く抱きしめたかった」と泣く母親。
回想シーンと本人が交錯し、ある意味、本人である田村高広に感情移入しやすくなっているが、葬式が中盤に入れられたりして面食らってしまう。しかし、奄美の青い空、紺碧の海、珊瑚礁の上に立つ島には南国気分いっぱい。稔と同級生の女の子が裸で泳ぐシーンではちょっとやばいだろうと思ったが、当時はロリコンなんて言葉もなかった頃なのかもしれない・・・
コメントする