すかんぴんウォークのレビュー・感想・評価
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アイドル時代の吉川晃司
アイドルの吉川晃司デビュー作にして、アイドルデビュー物語という、仕掛けを用いた野心作です。内容はもちろん本人の生い立ちとはかぶる部分もあれば、そうでない部分も。等身大の高校生が上京し、音楽で成功をつかむまでを描いている。そこには、成功と挫折がつぶさに描いてある。
この映画が当たったことで、「ユー・ガッタ・チャンス」という」続編も製作され、アイドルのデビューに映画を用いるという仕掛けもこのころから目立つようになった。
内容は、特にこれといってない。ファンなら見といても損はないよ、程度の、アイドルを売り出すための映画です。
後年、彼自身の活動がアイドルの範疇に収まらなくなり、過激な言動が注目を集めたことを思えば、映画よりも、吉川の生き方のほうがより面白く、波乱に満ちているので、どうも役者としての吉川晃司はこの頃から窮屈な印象を受ける。
2017.6.12
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広島から東京へ泳いでやってきた
主人公は広島の高校三年生(吉川晃司)、何かをやりたいため東京にやってくる。
しかも泳いで。
たまたま知り合った歌手志望の男に同居させてもらう。
バイトしながら、プロの芝居を観てショックを受け、ギターが弾けたので同居人と一緒に歌い始め、主人公だけが注目される。
サクセスストーリーになっているのだが、この時代の若者が生き生きとしていて楽しい。
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