「偉いこっちゃ、グラマーな鰐淵晴子はんがストリッパーで参上。」遥かな時代の階段を カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)
偉いこっちゃ、グラマーな鰐淵晴子はんがストリッパーで参上。
それどころかフランソワーズ・モレシャン、岡田英次、坂本スミ子など往年のスターが、
ゾロゾロ出て来るのが懐かしい。
話も戦後のどさくさを生き延び、
警察もヤクザも手出しできない闇の横浜を牛耳った男の生き様とマイク家族のと繋がりだ。
その男が白い男なんだけれど、
その男とマイクのロシアンルーレット後の最後の空撃ち場面が、
遠景過ぎて真意が読み難かったのが残念だ。
それにしても、古い映画だし、設定も古い。
それに時代がスリップするので若者には分かり難いだろう。
これは映画の懐メロなんだ。
そんなレトロなアナログのゆったりした人間関係が切ない。
父も母も知らない妹が…
何とか大学を卒業してもらいたい。
そんな事もあって、
横浜にはカジノは絶対反対の不用だったのですね。
次は3部作最終章、観るしかない。
(^○^)
探偵・濱マイクの活躍を描いて人気を集めた、
林海象監督による「私立探偵濱マイク」シリーズ3部作の第2弾。
本業である探偵稼業は冴えない仕事ばかりの日々が続く濱マイク。
そんなマイクと妹の茜の兄妹を捨てたストリッパーの母親・リリーが突然、黄金町に戻ってきた。
一方、アジア系外国人が中心となっている裏組織「黒狗会」の内部では、黄金町の「川」の利権をめぐるいさかいが巻き起こっていた。
しかし、川の利権の裏には黒狗会組長の神野すら手出しすることができない「白い男」という謎の男の存在があった。
永瀬、南原清隆、宍戸錠、佐野史郎、塚本晋也、
鰐淵晴子ら前作から出演するキャスト陣に加え、岡田英次、杉本哲太、坂本スミ子らが顔をそろえる。
2023年に濱マイク30周年記念企画として4Kリマスター版上映。
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