劇場公開日 1950年12月1日

処女峰のレビュー・感想・評価

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4.0谷口三姉妹‼️

2024年9月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

幸せ

戦前から戦中、終戦直後にかけて日本映画が得意としたメロドラマの秀作‼️理知的で行動的な現代娘の長女、つつましい性格の次女、やんちゃ娘の三女。三人は長女の許婚である会社社長・松崎にそれぞれ想いを寄せているが、松崎が愛しているのは次女だった。長女は町のチンピラに無理矢理に体を奪われたあげく脅迫され、次女は松崎の友人とお見合いをするが、彼は長女に好意を抱き、三女は貧しい青年と恋に落ちるが、彼はチンピラに悪事への加担を強要されていた・・・‼️という風に複雑な人間関係を上手く捌いて描いた木村恵吾監督の演出は素晴らしい‼️ただ長女と次女は幸せになったのに、三女と青年の関係だけうやむやに終わったのは消化不良で悔やまれます‼️次女に扮したヒロインの乙羽信子さんが、新藤兼人監督作品の時とは比べものにならないくらい美しくてドキっとしました‼️

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