「迫りくる渋谷駅工事」自分の穴の中で ouosouさんの映画レビュー(感想・評価)
迫りくる渋谷駅工事
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(病気とはいえ)引きこもりの兄が株で遺産を溶かし、皆うまいことやって逃げ、あれも嫌これも嫌と何にもコミットできなかった娘が一人取り残される…まるで現代ではないか。/娘をモノのように品評し押し付け合う会話について最初は疑問に感じたが、結婚によってしか女性が生きていく道はない、という(悪しき)時代の終わりを告げる、レクイエムのような作品だと思った。
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ouosouさんのコメント
2024年7月19日
今は失われたものがまだできていないというのが印象的でした。これからやってくる新時代の象徴のように扱われていたものが、今から眺めると懐古の対象なのだなと。