劇場公開日 1966年2月12日

「雷蔵は美しい。」忍びの者 新・霧隠才蔵 はるさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5雷蔵は美しい。

2019年8月6日
iPhoneアプリから投稿

このシリーズがずーっと観たかった。レイザーデスクが売り出され時、僕には金がなかった。日比谷の真新しい店で何度も迷い、結局買わなかった。

忍という字は、刃の下に心を置く。
だから、死はいつでも覚悟している。

そんな台詞が似合う役者は彼しかいない。

儚さは美しさに通じていて、
死ぬべき時に散るのが最も美しい。

役者魂を地で行けたのは彼だけだろう。

はる