劇場公開日 1998年11月14日

「吉永小百合は、心が広い。 マザーテレサの様に心が広い。」時雨の記 KEOさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5吉永小百合は、心が広い。 マザーテレサの様に心が広い。

2020年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

吉永小百合(1945.3生=53才)と言えば、若くて、可愛くて、美人
 というイメージがあるので、最初の数分観て、
 「声が太くなりオバサンになった」と感じた → 60代に見えた

さて、映画の評価ですが、事件もなく、日常生活なので、安心して観れました。
 例えて言えば、「サザエさん」を観ているような感じでした。

ただ、起伏は小さく、感動も小さいですが、不倫の映画。
 妻子ある男が、未亡人と頻繁に食事して、自宅へ行き、宿泊。
 キスは迫るし、布団は横づけだし。

大手建設会社の専務でも、こんなことやるのか、と思ったが、
 人を好きになると、こうなってしまう人もいるのだろうな。
 (国会議員にも、芸能人にも、騒がれる人いるし)

実際、世の中、男女とも、こんな人もいるのだろうな。
 だから、原作本があって、この映画を作った。
  → なお、原作者は女性
 この男女の行動は、文学の一種だな。

多江(吉永小百合)は、最初の頃は、会う事を嫌っていたが、
 孝之助(渡哲也)に押し切られて、後半は自分でも好きになる。

ここら辺で、吉永小百合がやる役は、
 「マザーテレサの様に心が広い」と感じてしまいます。
 (怒って、警察や裁判に訴えたりしません。)

それと、発作を起こすような人は、もう少し注意して行動して欲しいな。
 「人がいない公園やお寺には行かない」等。
 自宅で倒れられるのも迷惑。

最後に一言。 小生も、吉永小百合の横で寝てみたい。
 渡哲也が羨ましい。

KEO