劇場公開日 2000年12月7日

「破綻寸前の不思議な感触の映画、でも嫌いでは無く惹かれるところも」式日 Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5破綻寸前の不思議な感触の映画、でも嫌いでは無く惹かれるところも

2021年12月13日
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鑑賞方法:VOD

旧劇場版エヴァンゲリオン「Air/まごころを、君に」の公開が1997年で、その3年後2000年公開の庵野英明監督・脚本の実写映画。原作は主演女優でもある藤谷文子の「逃避夢」、制作が鈴木敏夫で配給が徳間書店。主演の監督役が岩井敏二で、藤谷の母役が大竹しのぶ。

色使いが印象的な心象的な風景に特徴が有る不思議な感触の映画で、興味深く見させてもらった。
嫌いではなくむしろ惹かれる所もあるが、実写映画として破綻寸前の危うさも感じ、大竹しのぶが登場して安心感を感じたのを覚えている。

Kazu Ann