ざわざわ下北沢のレビュー・感想・評価
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開発前の下北沢が大好きでした
駅前が開発される前の下北沢が懐かしかったです。若い時に通っていたライブハウスが出てきたし、なんだか適当に生きて死ぬまでモラトリアムできそうな街ですよね。駅前の開発後は他の街と同様に、下北らしさがなくなってしまいました。どの街も同じですが、開発された街はまるでアルコール消毒された街みたいに感じてしまって好きじゃないです。残念。
また、たくさんの有名人が出演していて驚きました。監督やプロデューサーの人脈なのでしょうか?
ほんとに、ざわざわしてるだけ・・
「ざわざわ下北沢」なんて駄洒落のようなタイトルだが観て納得、多少、自虐性をこめて付けたのだろうか、全く中身のないストーリー、終始ざわざわしているだけだから言いえて妙ですね。
街の描写と言うより店の中の撮影の方が多いのだが、街を撮るならテレビの「アド街ック天国」の方が手馴れているでしょう、これほど撮影、録音の下手なスタッフも珍しいほど、見づらいし聞きづらい。やたら無駄に喫煙シーンが多いのも時代を感じさせます。ちらっと映ったおっぱいカットは何だったのでしょう、本筋不明で一事が万事、こま切れシーンの羅列には閉口しました。
本作でなんといっても驚くのは有名どころの役者さんの無駄遣いぶり。
樹木希林、柄本明、渡辺謙、豊川悦司、鈴木京香、広末涼子、田中裕子、平田満、大森南朋、松重豊、高橋克実、阿部サダヲ、岸部一徳、長塚圭史、田中要次、フジ子・ヘミングさんなどなど、よくもこれだけの有名どころを募ったものです。
ただ、出演と言うより、彩を添えるだけのエキストラ並みのチョイ役でした。それに反して準主役のヒロイン北川智子さんのオーラの無さ、大根ぶりは何でしょう、一気に学芸会レベル、歳の差もあるのでしょうが恋人らしい小澤征悦さんとは不似合い過ぎて白けるばかり・・。人物描写も人数は多いが浅すぎて群像劇でもないし、恋愛ものでもないし、ご当地PRとしても中途半端、何を創りたかったのでしょうか、難解でした。
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